本に囲まれる部屋が夢です。「名探偵コナン」が描いた工藤邸の書斎みたいな感じが憧れです。
小学生
小学生のごろあんまり本好きではありませんでした。読んでいた本といえば、ドラえもんをはじめとする漫画、そして「淘气包马小跳」(中国語)という多分ジャンルでいうとライトノベルに当たるものがほぼ全てでした。見ているように、別に活字が嫌いなわけではないが、時に並の小学生が興味ありそうな本しか読んでいませんでした。もちろん本屋にも参考書と先話した本以外の目的で行った記憶がほぼありません。
変化が訪れたのは多分小学 5 年生(卒業学級)だと覚えています。ほぼ毎日 1 日中いつも「読者」(中国語)という文芸系の雑誌を読んでいるクラスメイトの子がきっかけでした。読書を勧められたわけでもなく、ぶっちゃけ「読者」は以前から親とかにも勧められて、その反動でもあるかもしれなく全く気に入りませんでした。しかし、いつ頃からでしょうか、騒つく教室に静かに 1 人で只々本を楽しんでいる姿が美しくカッコよいと思うようになりました。
中学生
カッコよくなりたい思惑もあったと思います。中学生のごろから意識的に本屋に行くようになりました。しかし、いくらカッコつけたいと言っても「読者」系は無理でした。代わりに、ビジネス書は一番の気に入りでした。Google、Microsoft、Apple、Facebook、マクドナルド、スターバックス、吉野家、任天堂やそれらの創業者たちを書いた本はよく読みました。小説も読みました。ディストピア系のものや夏目漱石、村上春樹が多かったです。あとはデザイン系の本、「Simple and Usable」や原研哉はよく読みました。
そして、第 2 の変化が訪れました。ビジネス書をよく読んだが、だんだん物足りなかったように感じました。というか、もっと深く、世の中の本質に近い本を読もうと思いました。応用系から本質系へとも言えると思います。哲学、社会科学がメインになる段階でした。
高校生
中学生の延長とも言える変化のない段階でした。
大学生
哲学は少し浮世離れだったか、勝手なスペクトルだが、ビジネス書と哲学書との間のものに気を向けるようになりました。政治哲学に触れることができました。
そして、第 3 の変化とも言えるかもしれないのは、政治哲学と言ったが、興味のあるジャンルが変わったと言うより、もっといろんなジャンルの本に関心を持つようになりました。そうと言っても、何もかんも積極的に読みたい・読んでいるわけではありません。学部卒業の前に社会システム論というただの興味で取った授業で社会システム科学を知りました。知ったというか、「ああ、これだ!」という感じでした。
自分はコンピュータも小学生からの大好きで、もっと書くと話は逸れてしまうが、システムが好きだなとここに来て思うようになりました。点と点を繋げたんだなと思いました。
これから
自己評価をすると、ここに来て一番幸運だったのは功利主義的に本を読んでいなかったことだと思います。自分の関心に素直に、ジャンルにこだわらず関心から関心を広げることができました。
世の中を理解するだけではなく、自己理解の一助にもなったことに感謝です。
やはり本に囲まれる部屋が欲しいですね。