職場、研究室など、共同空間でしばしばお菓子を配ってくれる人はあなたの周りにもいるでしょうか。
それが「嫌」だと考える人もいるみたいです。「嫌」までではなくても、「申し訳ない」とか、「困る」とかの気持ちを覚える人もいるでしょう。「返せ」と向こうから強要されたわけでもなく、なぜそのような気持ちが生まれるのでしょうか。
よく考えてみたら、それは相手ではなく、本当は自分自身から「返せ」を強要しているのではないかと思います。せっかくのお菓子を美味しく楽しく食べられなくなって、返って「返さないといけない」気分に取りつかれる私たち。
しかしなんでそんな気分にならないといけないのでしょうか。そもそも返さないといけないですか?
そんなことはないだと思います。
もし相手にそれなりのものを返さなかったという理由だけでなんか変に思われたら、それでいいと思います。むしろそれで人間関係によるストレスの軽減にも貢献します。
人間関係は物々交換のつり合いではありません。「気まずいな」と思ったら、本当は自分の心が原因かもしれません。
自信をもって自分なりの接し方で人と接すればいい。それだけです。