最低賃金を上げると生産性は上がる?

Mr.サンデーを見ると、デービッド・アトキンソンさんは「最低賃金を引き上げると経営者はいろんな工夫をして結果的に生産性は上がる」という趣旨の発言をしました。

常識だと。

それは本当でしょうか?「常識」という言葉も怖いです。そもそも一般的な経験から導かれる結論ではなく、それだとそれが本当に常識かどうか分からなくなるからです。偉い立場を乱用していると疑わざるを得ないです。

話戻りますと、仮にそれが本当だとすると、最低賃金を100倍すればいいじゃないでしょうか?いや、10000000倍の方がいいじゃないですか?経営者はいろんな工夫をして結果的に生産性もおそらく10000000倍になりますよね。

本当の常識から考えると、それは断じてあり得ないです。

そもそも、賃金水準を国際比較する場合、為替の問題は避けて通れません。ビッグマック指数を比較すると、円は30~40%程度低く見積もられているとまで言えます。エネルギー資源から野菜まで輸入頼りの日本からすると、それは輸入品が本来の価値より不当に高くなっているとも言えるじゃないでしょうか。番組コメンテーターの木村太郎さんも同様な趣旨の突っ込みをしましたが、残念ながら、セッションはそこで終了。

日本の賃金問題は決して簡単な問題ではありませんが、それだとすると、問題を解明するには、大量な時間を投入する必要があります。それに、多分お金に関わる問題で、皆も大変興味深いと思いますので、時間かけてやる価値も大変あると思います。

公共の言論空間の重役を担うテレビ局たち、なぜそれをやらないでしょうか。私からすると、賃金問題より不思議。

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